ダイエットの天敵とも言える便秘問題ですが、この便秘を起こしやすくしてしまうダイエット方法があります。
それは置き換えダイエットです。
一見すると、食べている量も減って良さそうな置き換えダイエットですが、間違った方法で行ってしまうと、便秘になりやすくなってしまうんです。
この記事では、置き換えダイエットをしても便秘にならないようにする方法を紹介します。
便秘の原因は置き換えダイエットで食生活が偏るから
便秘になってしまう原因はいろいろありますが、一番多いのが偏った食生活によるものです。
「置き換えダイエットをするのに偏るも何もない」と思っている方もいるかもしれませんが、これは大きな間違いです。
だいたいの人が置き換える食品にカロリーが低い物ばかりを選び、栄養素や食物繊維などを気にしません。
コンニャク・もやし・キャベツなど、パッと見でヘルシーに感じても、何日も同じものだけで置き換えを続けていては栄養バランスが崩れてしまいます。
これが便秘の原因となり、せっかく頑張ってダイエットをしているのに体重が減らないといった自体になってしまいます。
美味しくないもので置き換えてもストレスが溜まって便秘になる
また、「美味しくはないけど痩せるために我慢して置き換えている」といった考えでダイエットをしているとストレスが溜まってしまいます。
人は毎日必ず食事をするわけですから、ちょっとしたストレスでも積もり積もって大きな問題になってしまうんです。
ストレスは便秘だけでなく、身体に様々な悪影響を与えます。体調を崩してしまったらダイエットどころではありませんので気をつけましょう。
便秘を解消するには食物繊維を摂ろう
では万が一、便秘になってしまったらどのように解決すればよいのでしょうか。
置き換えダイエットで便秘になるということは、食物繊維が不足しているはずですので、それをおぎなってあげるのが効果的です。
食物繊維は主に不溶性食物繊維』と『水溶性食物繊維』というものに別れています。
不溶性食物繊維は体内に水分を溜め込むことによって便を出しやすくしてくれて、水溶性食物繊維は腸内環境を整えて便秘を解消してくれる善玉菌を増やしてくれます。
不溶性食物繊維が多く含まれている食べ物には、きくらげ・干ししいたけ・切り干し大根があります。
また、水溶性食物繊維が多く含まれている食べ物は、いんげん豆・干しプルーン・こんにゃくがあります。
食物繊維を意識した食生活に戻すことで便秘は解消されるはずです。
置き換えダイエット時に便秘を予防する方法
食物繊維が便秘に効くからといって、それだけを食べていてもよくありません。
あくまでも解消法の一つでしかありませんし、便秘になる前に予防しておくのが大事です。
プロテインの置き換えダイエットは注意が必要
プロテインと聞くと、なんだかダイエットに効きそうなイメージがしませんか?
もちろん、置き換えダイエット専用のプロテインならいいですが、ドラッグストアなどに売っているものを代用してしまうと便秘になってしまう可能性があります。
プロテインにはいろいろ種類がありますが、どれもタンパク質が多く含まれています。
タンパク質を多く摂ると身体の中に悪玉菌が増え、便秘やガスが溜まる原因をつくってしまいます。
置き換えダイエットにプロテインを使っている人は注意しましょう。
栄養バランスがしっかり考えられた食品で置き換えダイエットをする
痩せたいからという理由でカロリーが低いものだけを食べるのは危険です。
「りんごだけを食べる」「納豆だけを食べる」といった、一つの食べ物だけで置き換えるのも栄養が偏るため、避けた方がいいでしょう。
おすすめなのは、あらかじめ置き換えられることを前提に作られた食品を利用することです。
たとえば、美容液ダイエットシェイクの1食分には、厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準」に従って一日に必要な5大栄養素が含まれていますし、食物繊維やコラーゲンなど20種類の栄養がバランスよく配合されています。
私もヘルシーバンクを使って痩せられたのでおすすめです。
体験談は下のリンクからご覧ください。
ヘルシーバンク置き換えダイエット記録30日目/1ヶ月で6キロ減量
まとめ
置き換えダイエットは、食事をちょっと変えるだけなので簡単にできるダイエットです。
運動するのが苦手だったり時間が取れない方でも比較的やりやすいですが、栄養のバランスを考えていなかったり、過剰に置き換えてばかりいると便秘になってしまいます。
便秘を解消するには食物繊維が効果的です。また、置き換えることを前提に、食物繊維や栄養バランスがしっかり考えられた食品でダイエットすることが重要です。